【2月ポリクリと3月ポリクリ】
久しぶりの更新です。
2月と3月にも、6年生が回ってきてくれました。
2月はSくんとAさん。
Sくんは実習に慣れてくると率先してオペ室での患者さんの移乗を手伝ったり、回診時の包交をサポートしてくれました。とても気の利く青年でした。ありがとうございました。ちなみにSくんは形成外科の実習が終了してからも形成外科が関連する再建症例の手術見学に来てくれていました。後輩の面倒見もよく頼りになりました。
Aさんは5年生のときにコロナ関連で形成外科を見学できなかったとのことで非常に強い熱意をもって実習に臨んでいました。外科に進みたいがために、左利きでありながら右利きに矯正しようとする姿勢は非常に好感が持てましたし、一つひとつの手術で何かを学び取ろうとする意欲が伝わってきました。患者さんへの声掛けが非常に優しく、周囲の人が安心できる雰囲気を作ってくれていました。ありがとうございました。
つづいて3月はAYさんとIさん。
AYさんはどの診療科に進むべきかどうかまだ悩んでいたそうですが、形成外科を見学した4週間で外科方面も悪くないと思ってくれたようです。縫合や結紮の手技を覚えるのが非常に早く、5年生への指導も十分任せられるほどにまで上達しました。研修医になって今回の実習期間で身につけた技術が役に立つといいですね。
Iさんはアメリカで研究をされていた経験もある非常に頭脳明晰な方でした。5年生のときにはオンライン実習のために外科的な手技を学ぶことができなかったとのことで形成外科を選択してくださいました。Iさんは手術が長時間にわたっても涼しい顔をして丁寧に糸切りをしてくれました。あの時は気持ちの面でもサポートしていただいてありがとうございました。（ビデオ通話の話、とても参考になりました。）
4週間の実習で、皆さんがすこしでも技術や知識を身につけられていれば我々としてもとても嬉しいです。
